食が細かったり、好き嫌いが多かったりするお子様へ是非お勧めなのが一緒にお料理を楽しむこと。
ついついきちんと作りたくなってしまいますが、楽しむこと、子どものやしたい気持ちを尊重してあげることが大切です。
とはいえ、うちの子まだ3歳・・や、包丁使うのはまだ早くない?!、最後までやれるかしら・・など心配なこともたくさんありますよね!
今回は小さなお子様と一緒に料理を楽しむ際の注意点やおすすめメニュー、一緒にお料理すると良い事を6つ、ご紹介します!
子どもが料理したいと言ってきた!忙しい時はどうする?
3歳くらいから食に興味を持ち始めるといわれているので、ママがキッチンに立ち始めると一緒にやりたい!と言ってくる子もいますよね。
でもお仕事帰りの夕方の忙しい時間だったりすると(自分だけでやったほうが早いのに…)や(今一番忙しいのにテレビ見ててくれないかしら・・)という気持ちになりますよね!
わかります!!!
でも、子どもの〝やりたい!”という気持ちも大切にしてあげたいし。
そんな時は、お子様に【〇〇係さん】に任命してあげるとよいですよ♡
『じゃあ、〇〇ちゃんはウエイトレスさんね^^テーブルを拭いて、お皿を並べてきてね!』
『コックさん、レタスを冷蔵庫から持ってきてください!(レタスちぎってください!)』
などお仕事を与えてあげましょう。
【お料理】は休日や時間に余裕のある時に楽しむとして、どうしても今無理!!という日は声掛けだけでできる【お仕事】を任命してあげるとやる気ダウンせず、次のお手伝い意欲もつながるのでおすすめです。
一緒にお料理をするとよいこと6つ
子育てやお仕事に忙しいママにとって、平日のお料理の時間を作るのは大変なこと。
ですが子どもが小さいうちからお料理をするとよい理由を7つお伝えします!
無理に平日に頑張る必要はないですよ^^お時間のある休日やのんびりできる日などにぜひ、実践してみてくださいね。
①五感が鍛えられる
五感とは味覚、嗅覚、触覚、視覚聴覚の事。
料理をすれば味見をしたり、生のお肉を捏ねたり、調理する過程で変わるにおいをかぎます。切るうちに変わる形や、調理の際に聞こえる音などすべてが子どもの五感へ刺激を与えるといわれています。
お料理をするということはまさに、五感を鍛える最高の場ですね!
②好奇心の幅が広がる
料理は食材の変化の過程を見て感じることができます。
大好きなお料理にはこれも入っているんだ!
ピーマンって中に種があるんね!など大人にとって当たり前でも、子どもには興味津々なことがたくさんあります。
玉ねぎを着るとどんな模様かな?
ジャガイモのごつごつはなんでかな?
などお子様との会話も楽しみながら好奇心をくすぐってあげてくださいね。
③感謝の心が育つ
玉ねぎを切ると目が痛くなったり、揚げ物してるとパチパチ怖かったり。下ごしらえや準備もあり、お料理をすることは大変なこともありますよね。
それを一緒に経験することでお料理をすることの大変さを感じることができます。
外食した時も『コックさんが作ってくれてうれしいね』『たくさんのご飯を作ってくれて、大変だよね』など、会話も広げることができますね。
『ご飯作ってくれてありがとう!』と『頂きます』という言葉が言える子どもに育ってほしいですね^^
④好き嫌いを克服するチャンス!
自分で料理をすると、作ったものへの興味は自然と湧いてきます。
『これ〇〇ちゃんが作ったんだよー♡』と食卓での会話も弾むでしょう。
パパやママがおいしそうに食べてくれたらお子様の喜びマックスです!!自然とお子様も箸が進むでしょうし、苦手なものであっても〝食べてみようかな‥”と気持ちに変化が生まれます。
苦手な食材はほんのひとかけら食べられただけでも大進歩!
『え、たったそれだけ・・?!』という言葉は胸にしまい込んで、ほめてあげてくださいね^^
未知のものを食べるのは勇気がいります。大人も食べたことのない食材を口に運ぶのは勇気がいりますよね、例えばアマゾンの奥地で食べられている食材とか^^;
なので挑戦したということが素敵なことなので、次につながる声掛けをしてあげましょうね♡
⑤達成感を感じることができる
料理は比較的短時間に完成するので達成感を感じやすい体験になります。
できた!!という気持ちの積み重ねは子どもの自己肯定感にもつながりますので、まずはスモールステップで、小さなお手伝いから始めるとよいですね。
出来上がりの形は気にせず、やり遂げたことをほめてあげましょう。
また小さなお子様の集中力は年齢にもよりますが10分程度。途中退場しても気にせず、そこまでの頑張りをほめてあげてください。
⑥将来の健康管理につながる
いつかは親元を離れる子ども。
一人暮らしなんてまだ先!と思っていても、実は高校生にもなると、学校帰りにお友達とファストフードへ行ったり、付き合いも増えるものです。
小さい時から食に触れて食べることの大切さや食への知識があると、日々の栄養について自然と考える力もついていきます。
ファストフードが続いたから家では野菜中心に食べようかな。など考えられたらパパもママも安心ですね!
始めてやることに対して、ひとは身構えてしまったりめんどくさいと感じがちですが、一度やったことがあるものに対してはハードルはぐっと下がるもの。
自炊生活になった未来のお子様が食生活に困ることのないように、小さなころから料理の基礎知識をプレゼントしてあげたいですね。
3歳でも作れるおすすめメニュー
ベーコンエッグバーガー
バーガーバンズにベーコン、目玉焼き、レタスやトマトを挟んだベーコンエッグバーガー。
あらかじめ具材を準備して子供に挟んでもらったり、レタスを剥いて洗ったり、卵を割ってもらうなどは小さなお子様でもやりやすいお料理ポイント。
卵は直接フライパン、ではなく殻が入っても取りやすいよう、容器に割り入れるようにしましょうね。
ご飯ピザ
ご飯をラップで挟んで綿棒などで伸ばしてピザ生地にします。
フライパンやホットプレートで両面焼いたらピザソース、野菜、ベーコンなどと、チーズをのせて蒸し焼きに。
綿棒でのしたり、トッピングはお子様の好きなお料理の一つです。
ライオンカレー
お茶碗によそったご飯をお皿にポン、と出しておきます。
周りにカレーを流しいれ、のりなどで目や鼻、口、おひげを作っておき、お子様に描いてもらいましょう!目や鼻はレーズンなどでも代用できます。
シュウマイ
餃子よりも作りやすいシュウマイ。ラップ→皮→具の順にのせたらラップで軽く握ります。
いろいろな形ができても大丈夫!グリーンピースやコーンなどを頂点にのせたりしてもよいですね。
子どもと料理をするときの注意点
子どもと料理をすると気に注意したい点は、〝ちゃんと”を求めないこと。
また包丁は子ども用の包丁を用意しましょう。幼児さんはギザギザの刃がおすすめですが、小学生に上がったら刃先は丸く、きちんと切れるものを用意してあげるとよいですよ。
包丁は切れるもの、人には向けない、など基本的な注意点は毎回伝えて、怪我無くお料理を楽しんでくださいね!
おすすめ包丁は貝印のリトルシェフシリーズのこども包丁。
初級、中級、上級と3種類あり、小学生は上級の刃付きをお勧めします。
全ては先は丸くなっているので指先を傷つけてしまったり、落としてしまっても安心ですよ。
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いかがだったでしょうか。
小さなうちからお料理をしていると、お子様の成長にもよい事がたくさん!
時間のある休日にはぜひ、ちょっとしたところからの親子クッキングを楽しんでくださいね。
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