お葬式、葬儀ではそれ相応にふさわしい恰好で参列することがマナーです。
大人として恥ずかしくない格好で参列できるよう、準備しましょう。
女性が悩むポイントとして多いのが喪服の時のストッキングの厚さですよね。
真冬などは厚手のストッキングを履きたくなりますよね。
今回は喪服のストッキングの厚さはどのくらいまでがOKなのか調べてみました。
ぜひ、参考になさってください。
喪服のストッキングの厚さはどのくらい?
葬儀の時には喪服を着ますよね。
喪服にも素材や形などいろいろありますが、喪服として購入したものであれば問題ありません。
ですがストッキングの厚さってマナーや決まりがあるのでしょうか?
真冬や寒い時期などは足元を少しでも暖かくしたいですよね。
厚みのあるストッキングやタイツは履いてもよいのか気になります。
基本的な考え方
基本的な考え方として、タイツなどはカジュアルっぽさが出てしまうのでNGとされています。
会社の面接などでもタイツを履くことはないと思いますが、考え方としては同様です。
ですが最近は参列者はタイツでもちょっと透け感がある厚さならOKともいわれています。
一度試着して当日を迎えると安心です。
結論としては、お住まいの地域や、誰の葬儀なのか、ほかの参列者はどんな方が来るのか。など総合的に判断するとよいと思います。
ストッキングとタイツの違い
タイツとストッキングの差って何なのか調べてみました。
タイツとストッキングの違いは、
一般に防寒対策や保温効果を目的とした25デニール以上の物をタイツと呼び
それに対し、美脚効果を目的とし、25デニール以下の物がストッキングに分類されています。
では、
そもそもデニールとはいったい何のことでしょうか。
よく耳にするのでなんとなく、ストッキングやタイツの厚みを表しているんだろうな、という事はわかりますよね。
普段よく目にする「デニール」とは、タイツを編んでいる糸の太さ(重さ)の単位のことです。糸を9000mに伸ばしたときの重さによって、デニールの数字が決まります。
たとえば、9000mに伸ばした糸が1gだった場合、その糸は「1デニール」ということになり、80デニールのタイツなら、9000mで80gの重さの糸を使っている、ということになります。
一般的に肌が透けるくらいのストッキングがベストとされています。
それは葬儀の場では足元が適度に透け感がある方が女性らしいという考え方が一般的だからです。
30デニールのタイツ
一般的に25デニールからはタイツに分類されるようです。
30デニールのタイツを実際にはいてみると程よい透け感もあり、ストッキングに近い雰囲気が出ます。
タイツだからダメ!と言われるようなカジュアル感はないので30デニールを履くのは問題ないでしょう。
40デニールのタイツ
40デニールのタイツは肌が少し透ける程度の厚さです。
真冬など、防寒対策もしたいけど、カジュアルになりすぎないギリギリのラインではないでしょうか。
60デニールのタイツ
60デニール以上になるとあまり透け感はありません。
一般的には避けた方が無難な厚さとなってくるでしょう。
ですが真冬や地域によっては60デニールまではOKという暗黙のルールのようなものもあるようです。
また参列する葬儀の格式やご自分の立場によっても変わってきますので、ご家族や親族に相談してから決めるとベストです。
薄いストッキングは大丈夫?
喪服用のストッキングとして売られているものは20デニールくらいのものが多いようです。
程よく肌が見える透け感で上品だとされています。
体型によってはパッケージの透け感と異なって感じることもありますので
一度試し履きをしてみるとよいでしょう。
喪服のストッキング 寒い時の対処法
カジュアル感が出ないように、と20デニールほどのストッキングを履きたいとは思うものの、
寒い時もありますよね!
そんな時は肌色のストッキングとの重ね履きをお勧めします。
透け感は変わらず、保温効果はアップしますよ♪
またストッキングのつま先だけ重ね履きで着る便利アイテムを発見!!
つま先の冷えを何とかしたい・・という方には超おすすめですよ!
ネイルも注意?!
見落としがちなのが足のネイルです。
足元の透けるストッキングを履く=ネイルも透けるという事。
派手なネイルは落としておくか、隠しましょう。
手のネイルは気が付いて落としていく方が多いですが、足は意外と見落としがち。
ジェルネイルなど、自分で落とすことが難しい場合はカモフラネイルを塗ることで隠せますよ。
簡単にめくってはがせて、一日だけ隠したいときや、仕事の時にネイルを隠したいときに便利ですよ。
喪服の時のストッキングの厚さ マナー まとめ
いかがだったでしょうか?
最近はタイツやショートブーツくらいならOKと、マナー本やサイトにもなどにも
掲載されていたりしますが
やはり無難なのは透け感があるストッキングと、シンプルなパンプスです。
何か事情がない限りは、従来のマナーを守るのが無難でしょう。
葬儀に参列することがわかったら、準備して当日は慌てず済むようにしておくのも大人のマナーですね。
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