小学生になった子どもの忘れ物。
持っていくつもりだったのに玄関に置いてあったり、机の上に宿題が置いてあったり。
見つけてしまうと、親としても届けてあげた方がいいのかな?届けるべきなのかな?
いやいや、いつも届けてもらえると思われても困るし・・届けない!
あれこれと葛藤しますよね^^;
まだ1年生、低学年までは親としての責任もあるのかな?
など、ちょっと責任も感じてみたり・・。
こんな時は届けるべきなのでしょうか?
それとも届けなくてよいのでしょうか。
またその届けるべきものと、届けなくても良い物との線引き、何年生までは届ける!という境界線ってどこなの?と、気になります。
そこでこの記事では
1年生の忘れ物、届けるべきなの?線引きはどこ?
と題しまして、お伝えしていこうと思います。
1年生の忘れ物、届けるべき?
子どもが忘れ物をしたことが発覚すると【困ってないかな‥】と毎回届けているという方もいるかもしれません。
だから届けてあげる!という風に考えることもできますが、本当にそうでしょうか?
忘れ物を届けてあげると、忘れ物はなかったことになり子どもは助かるかもしれません。
ですが毎回忘れ物をしても届けていると
忘れてもどうせママが届けてくれる(と思うようになる)
↓
事前確認の癖がつかない
↓
いつまでも忘れ物が治らない
と、ちょっと良くないサイクルが出来上がってしまいます。
忘れ物をするのは親のせい!
つまり、忘れ物を届けなかったときに【なんで届けてくれなかったの!!】と、子どもが自分の忘れ物を棚に上げ親のせいにする可能性も出てきます。
いつも届けてくれるのに、どうして?
と、子どもからしたら納得がいきませんよね。
2年生になったら届けない、高学年になったら届けない
というのも、子どもからしたらそんな急に変われない!という事です。
フォローするならば、忘れ物を届けるという事ではなく
忘れ物をしないように出発前に声をかけてあげるのがベストです。
忘れ物をした時の対処法がわからない
さらに、忘れ物をしても届けてもらっていると
忘れ物をした時にどうしたらよいのか、学ぶ機会を失ってしまい将来子どもが困ることにもなります。
親が一生涯子どもの忘れ物を届けてあげることはできません。
人間なので忘れ物をしてしまうこともあるでしょう。
ですが毎回のように親が届けてあげていると
『先生に忘れたことを言う』
『友達に借りる』
『忘れ物をしないためにメモをする(対策を考える)』
という事を考える機会を奪ってしまうことになります。
子どもの為に、と思ったことが実は子供の成長を妨げている?
という事で、
『子どものために』とか、
『子どもが困ってしまうから』とか
『忘れ物をしたらかわいそう(-_-;)』
と、【子どもの為】にした行動が実際には【子供の成長の機会を奪っている】という事になってきます。
原則として忘れ物は届けない方がよいでしょう。
1年生の内はまだまだ、親のフォローは必要です。
忘れ物を届けるフォローをするのではなく
忘れ物をしないフォローをしてあげましょう。
忘れ物を届けるべき?その線引きは?
かといって、やはり重要な忘れ物は届けないと学校生活に支障が出たり安全面で問題になってしまう事も。
そういう場合は届けた方がよいでしょう。
逆に体操着や、コンパスなどの学用品は届けません。
【なくて困った】【体育に参加できなかった、恥ずかしかった】という経験こそが忘れ物をなくしていくために必要なステップですよ
上履き
学校によっては忘れた子様にいくつか用意されていることもあるようですがサイズがないことも。
学校の廊下には画鋲が落ちていたり危険なこともあるので
『上履きは可能な限り届けてください。』という学校もあるようです。
保護者が用意するよう手紙等でお知らせがあったもの
これは親の責任でしっかり届けた方が様でしょう。
図工で使う材料など、たびたび『家庭で準備していつまでに届けてください!』
とお手紙で知らされていることもありますね。
期日前に準備し慌てないようにしておきましょう。
事前に準備しておく、という事は子どものお手本にも繋がります。
遠足のお弁当
これも間に合うようなら届けるべきでしょう。
学校の先生も予備を持っているわけではありません。
途中で購入などはとても迷惑が掛かってしまいますね。
親が準備すべきもの、はしっかりと準備しましょう。
白衣
給食の白衣ですがこちらも届けてください。という学校も多いようです。次に当番の子に迷惑が掛かってしまいますので、届けるべきですね。
学校によって届けてください、と言われるものには差があるので一度確認してもよいでしょう。
1年生の忘れ物は届けるべき?まとめ
結論からすると
- 安全面から必要なものは届ける
- 他の子に迷惑が掛かるものは届ける
- 親が準備することになっているものは、届けるべき
- 体操着など、迷惑が掛からないものは届けない(なくて困った!という経験が大切)
- 宿題、学習道具も届けない(忘れたときにどうするの?を学ぶ機会を親が奪わない)
という感じになりました。
忘れ物をしないような声掛け、フォローをしていく事で
少しづつ子ども自身が成長していけると信じています^^
忘れ物を届けない方が良いという記事はこちらからもご覧いただけます。
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